お客様事例 | ANA ホールディングス:初めてのWBA アセスメント

ANAホールディングスは、日本最大の航空会社、全日本空輸(ANA)を中心とする企業グループです。ANAグループは国内53都市、国際48都市、合計101空港に就航し、連結従業員数 42,196名(2022年3月31日現在)を雇用し、307機の航空機を保有しています。 

ANA ホールディングスは2030年までの中間目標と2050年までにカーボンニュートラルを達成することを2021年に目標に掲げており、国際的な企業の脱炭素化のための情報開示フレームワーク、特にCDPとTCFDの開示に取り組んでいます。2020年、ANA ホールディングスはScience-Based Target Initiativeに気候変動目標を提出しました。

SDGsへの貢献度に応じて2000社のベンチマークを行う世界的な非営利団体「ワールド・ベンチマーク・アライアンス」(WBA)は、様々なセクターの企業の気候変動対策に関する評価を発表しています。このアセスメントは、 ADEME とCDP が欧州で開発したACTメソッドに基づくものです。 

Codoは、日本初のACTライセンスコンサルタントとして、2022年夏、WBAによるANAホールディングスのアセスメントの全過程をサポートしました。ANAホールディングスのサステナビリティ部門が評価手法を理解し、評価者に提供すべき最も関連性の高いデータを特定し、ソースデータを日本語で、報告フレームワークを英語で明確に説明できるよう、当社のチームが支援しました。 

2022年10月のアセスメント発表後、CodoはANAホールディングスに専門家によるフィードバックを提供し、ANAホールディングスの進捗マージンの特定や、WBAによるアセスメントを受けた競合他社との比較などを行いました。 

“CODO Advisory社はWBAの日本で初のACTライセンスコンサルとして、日本国内のACT展開のサポートを行っています。WBAからのベンチマーク評価を受ける日本企業に対して、グローバルレベルでの気候変動対策にかかわる取り組みの推進と情報開示レベルの向上につながるサポートを期待しています。”

– ANAホールディングス、上席執行役員、グループCSO、 サステナビリティ推進部長、宮田千夏子様から

Codoアドバイザリーは、日本企業の脱炭素化戦略の策定・改善、リスク低減、国際競争力強化を支援する独立系コンサルティング会社です。脱炭素社会の実現に向けた第一歩を踏み出した企業や、より高度な計画を目指す企業に対して、サービスを提供しています。本年、Codoアドバイザリーは、日本初のACTコンサルティングサービスを開始し、アジアにおけるACTコミュニティの確立に貢献するとともに、日本企業が気候変動対策に関するグローバルな期待に沿うことができるよう支援しています。 

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